高額医療介護費用合算制度

両親

2018年6月15日

日本の保険制度は本当にありがたいものだと思う。保険料はうんざりするほど高いけど。でも、我が両親のような高齢者世帯が支払うことになる医療費と介護費には支払い上限の限度額が設定されている。高額医療・高額介護合算療養費制度によって。

高額医療・高額介護合算療養費制度とは国保や後期高齢者医療制度などを使っている世帯に、介護保険の受給者がいる場合、世帯単位で医療保険と介護保険の自己負担額の合計金額が自己負担限度額を超えた場合に、超えた分の金額が支給される制度である。

世帯ごとの所得や年齢によっても自己負担限度額は異なるが、基本となる限度額は年額56万円。私の両親は医療費だけですでに限度額を超えるような状況なので、父が要介護となっても介護費用は実質発生しない、ということになる。ありがたやーありがたやーだけど、これも医療保険を圧迫する一因だろう。無駄のないように大切に使わせていただかなければ、と思う。

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