2018年7月3日
今日はついに母の手術の日。
昨日、夕刻に弟が母を見舞ったとのことだった。ちょうど夕食の時間だった。昨夜のメニューは鶏肉照り焼き、ほうれん草ソテー、野菜サラダ。母は硬い、量が多い、水くさい、ごはんがあじない(美味しくない)、などと言いながら食事していたらしい。弟が美味しそうだねと言うと、”ぜんっぜん美味しくない!”との仰せだったとか。父が病院でおいしくないと言うと、”ごはんを出してもらってそんなことを言ってはいけない”、と父を叱る人と同一人物?
12時すぎに予定通り母は手術室に入って行った。母は扉の手前で私に”さようなら”と言う。母は全身麻酔が怖くて、手術前には目が醒めずに死ぬことを想定していつも別れの挨拶をする。全身麻酔が原因で死ぬなんて、私が帰り路で交通事故にあって死ぬことより確率が低いと思うんだけど。昔、母の母(私の祖母)が全身麻酔をかけられた人は麻酔の間死んでいるのだと言ったとかなんとかで、以来母は全身麻酔されると死ぬのだと思ってしまうらしい。よくわからないけど。
仕事を早めにきりあげてきてくれた弟と二人、待合室で母が手術室から戻ってくるの待った。1時間半がすぎ、3時間が過ぎた。まだ戻らない。どうしたのだろう?もう待ちくたびれた、と二人でぶつぶつ言っていたら、16時になってやっと戻ってきた。医師によると、手術は予定通りで問題なしとのことだった。4時間以上かかったことも予定どおりだったらしい。
病室に戻ってすぐ、母は麻酔から覚めて会話もできるようになった。歩いてトイレにも行けた。問題なさそうなので、私は帰宅することにした。お疲れ様。
コメント