2019年2月19日
同居している義父は2年前に大腿骨を骨折した。もう歩けなくなるかと心配したけれど、入院して手術後リハビリした結果、歩行することができるようになった。以後、歩行能力を維持するために今もデイサービスに通ってリハビリ体操を続けている。
今日はデイサービスの日で義父はいつものように朝から送迎車に乗って出かけていた。そのデイサービスのスタッフからお昼ごろに電話がかかってきた。義父が椅子から立ち上がった時にふらついて転倒したというのである。特に問題ないようだが大事をとってにデイサービスの系列病院に搬送したので、そちらに来て欲しいと言う。とりあえず義母と二人で病院まで飛んで行った。病院の駐車場が満車だったので、義母を車から降ろして私は一旦帰宅した。義母からの電話連絡によると軽傷なので大丈夫、タクシーで帰宅するので家で待機していてほしいとのことなので、私は安心して家でのんびりしていた。これが後から考えると大失敗だった。私も病院に行くべきだったのだ。
午後になって義母が帰宅した。義父は入院してしまったらしい。肩を骨折し、おでこを2針縫ったとのこと。軽傷ではない、ではないか。骨折したならば手術するかと思ったが、義父が強固に手術に反対し、固定するだけで治すことにしたと言う。義母によると義父は頑固で言い出したら人の言うことなど聞かないから好きにさせることにしたらしい。私はそこまで父を頑固だと思ったことはないのだが。とにかくすぐに夫と義弟に連絡を入れ、義父の荷物をまとめて義母と二人で病院に戻った。
義父は顔を腫らしおでこからの出血が止まらない状態で、肩をがっちり固定されて病院のベッドに横たわっていた。なんとオイタワシイ。担当医から説明が聞きたかったが、タイミングが悪かったようで会うことができない。きちんと固定していれば骨は回復するでしょうと言うことらしい。手術はしないで固定、リハビリで治すのだと義父が言うし、看護師さんもその方針ですと言う。私も夫も義弟もそれでいいのかと疑問だったのだが、手術しないのは既定だったのでそんなものかと納得してしまった。これが後から考えると大失敗だった。私は二度も失敗した。
手術すべきだったのに。
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