病院に通う日々 3日分の記

両親

2018年4月2日

今日も母と共にお見舞い。転院する病院が決定した。4月5日に転院する。

母は、転院すれば遠くなるのでもう会いに行けない、私はもうだめだから、などと言う。そんなに遠くないし、もうだめでもない。しんどくて歩けない、と言うから、車椅子を提案する。母は乳がんの手術後右手に力を入れることができないでいるため、車椅子は動かせないからだめ、と拒否する。

私:いやいや、車椅子は私が押すから大丈夫。お母さんが自分で動かさなくてもいいよ。
母:車椅子なんか押したら、あんたが疲れる。あんたに迷惑をかけるからだめ。

はあ。車椅子を押すくらいで疲れません。行きたくないなら行きたくないって言えばいいのに。

2018年4月3日

看護師さんが貸してくれたイヤホンをテレビにつないだが音が聞こえない、と父が言うので、私もイヤホンを耳に入れて聞いてみた。確かに聞こえない。多分、断線してる。1階のコンビニで新しいイヤホンを購入して解決。

2018年4月4日

明日は転院なので、今夜使わない父の荷物を荷造りして持ち帰る。父はなんだかぼんやりしている。会話していても夢の中のよう。

父:お母さんは?
私:お母さんは家にいるよ。ちょっとしんどいって。
父:しんどいって病気か?
私:お母さんはがんだからね。
父:あの人、がんなんか?

こんな会話があって私は驚愕した。母の病気のことを忘れている??一時的なせん妄なのか、脳梗塞による認知障害なのか、どっち?

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