母の血圧が上がる

両親

2018年3月23日

両親の家に寄って父が服用していた薬と靴下、カーディガンを持ち、私は一人、病院の父を見舞う。今日はちゃんと目が覚めていた。

病室ではリハビリが始まっていて、父は療法士さんに動かない足をマッサージしてもらっていた。動くようになるといいけど、先は長そうだし焦らずゆっくりと快復を待つとしましょう。

途中から合流してきた弟と共に病院を出て、再び両親の家に戻る。

母が血圧が高くなったと言う。血圧を測ったら160くらいあったらしい。もう一度測りなおしてみるとそんなに高くはない。まあ少し高めだけど、心配いらないと思う。けれど母は納得しないので、近くのかかりつけ医へ同行することにした。

理解するのが難しいのだけれど、母はがん闘病中で家族の中で一番つらい状態にある、ということが母の闘病の支えになっている。母が家族の辛いことを全部引き受けているから、母以外の家族は病気にならずにすむ、というようなことを以前から言っていた。それなのに、父が脳梗塞を起こして倒れた。母よりも父の方が大変な状況であるかのように子どもたちが大騒ぎしている。おまけに救急車を呼ばなかったと責められている。一番つらいのは私(母)なのに!だから血圧も上がる。

母が辛くない、なんて誰も言ってない。でもそれどころじゃなくて、心の深いところで私は母に優しくなれない。心がすれ違っている。

かかりつけ医に血圧を下げる薬を処方してもらい、帰宅した。今日も疲れた。

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