府立医大の診察8月6日

両親

2018年8月6日

今日は堀川三条の家から通う最後の診察日。

まずは歯科で手術の経過観察から。違和感はまだ残っているが、あご、歯は共に順調に快復していっている。次に乳腺外科で相変わらずの癌マーカー高値安定が指摘された。肝臓や腎臓に問題はない。主治医は新薬を勧めるが、母が断った。アフィニトールを継続服用することになる。

アフィニトールは副作用が少なく、強力ではなくてもなんとか癌細胞を抑え込んでいるので、まだ継続しても大丈夫ということだった。それでもだんだん効果が小さくなりつつある。

母は、これ以上辛い副作用があるなら新薬は断りたい、通院も家が遠くなってしまうので大変です、と主治医に言う。あとはあそこが痛い、ここが痛い、なぜ痛い、どうしてこんなことになるのか、というような質問をし続けている。主治医はひとつひとつ丁寧に穏やかに答えているが、いつも同じような質問ばかりしている患者によくもここまで根気強く対応できるものだと感心する。だいたいいつも診察室に入ってから出てくるまでに30分から40分くらいかかる。診察室から出ると、私はなぜかほっとする。今日もありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました