2019年1月16日
昨年末に母が服用を開始した乳がんの新薬は、がん細胞にあるホルモンのレセプターを減らす働きをする薬とペアで処方される。で、このレセプター低減薬はお尻の筋肉注射で投与される。筋肉注射って痛い。母によるとお尻に筋肉がなくなっているせいか、注射を受けた後に痛みが消えないらしい。歩くのも不自由で、注射の痕がしこりになって残るとも言っている。
と言うことで、母は新薬に切り替えた日には注射を受けたけど、2度目は注射を拒否した。主治医によれば、注射がどうしても嫌ならば経口の薬もあるが、でも効果があまり得られないという報告があるらしい。それを聞いた母は、”効果がないなんてことはない”と謎の断言をして経口薬を選択した。それから一か月。今日の血液検査の結果、癌マーカの値は再び上昇に転じていた。ってことは、新薬+注射だと癌マーカー値は上昇しなくなるけど、新薬+経口薬だと上昇してしまう。新薬の効果を得たいのならば、やはり注射を受けるしかないことになる。
母はかなり抵抗していたが、今日のところは注射を受けた。しばらくはお尻が痛むのでかわいそうである。
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