2016年12月17日
時間はやけにゆっくり過ぎて、やっと堀川三条の高齢者専用住宅を賃貸契約する日がやってきた。寒い日、弟と私と両親は4人で管理会社に出向き、賃貸契約書に署名した。
思うより多くの書類があり、せっせと署名する。管理会社の担当者は誠実そうな方で、ひとつひとつ丁寧に作業を進めてくれる。
すべての署名が終わり、我々は管理会社を出て、堀川三条のマンションに向かった。三条商店街の前から堀川通の横断歩道を渡る。すでに母は疲れていて、こんなに長い横断歩道は渡れない、などと言いながら父に手をひかれて歩いている。
京都市中京区。こんなところに住めるなんていいよね。商店街も近いし、バス停も近い。
しかし、母は不安の種を数えている。いつものことだけど。
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