2018年4月12日
今日は中京区役所に父の介護認定の申請に行った。後ほど面接の日程を決めるために電話します、とのことであっさり終了した。
区役所を出て母の家に行く。家には買い物も一人ではできない母が残されてしまっている。私達ができるだけ援助はしているけれど、私達が対応できない日もあるだろう。そんな時に助けていただきたく、数日前、地域包括センターに相談したら母と面談していただけることになった。今日はその面談の日でもある。
母の状況は、要支援1、である。地域包括センター担当者の面談を受けている母はなぜかなんでも自分でできることになってしまっている。まあ、なんとかかんとかほとんどのことを自分でできなくはないのだ。しんどい、つらい、けれども寝込んでるいるわけではないから。でも、そうなると、結局のところ行政の支援は受けられないことになる。どうしても助けてほしければ、民間の力を頼ってください、と担当者は言う。介護事業も予算がなくてぎりぎりなんです。
母も掃除などで他人が家に入ってくるのは嫌、みたいなことを言う。本人にその気がないならだれも助けてくれない。なんのための面談なんだろう?わけがわからなくなってくる。
お買い物は、生協などを使うことを推奨される。ところが両親は生協が嫌いだ。特に父は生協が大嫌い。なぜなら生協は共産党だ、と父は言う。共産党に金儲けさせる気はない、と。いやいや、お父さん、生協が共産党だなんて都市伝説ですよ。根拠ないですよ。でも父は首を縦には振らなかった。そんなこんなで、今まで生協を使ったことは一度もない。母もその影響を受けているから、生協を勧めても無駄である。めんどくさ。
お買い物はどうするの?マンションの裏に八百屋さんがあり、なんとお惣菜を配達してくれる。ちょっと割高で贅沢なお惣菜。その八百屋さんを頼るから大丈夫、と母は言う。八百屋さんがお休みだったり、八百屋さんで買えないものはどうするの?結局、それは子ども頼み、になるのだろうな。いいんだけど、もし都合が悪くて来れないようなことになったらどうするんだろう?できるだけ自立の手段を確保して欲しいのに。
地域包括センターの担当者が帰って行ったあと、母の愚痴が続く。顎の手術が嫌、らしい。一週間も入院してたら二度と歩けなくなる、と言い出した。最近の外科は優しくないから手術の後に寝たままになどさせてはくれない。3時間もたつと歩いてトイレに行けと言われる。だから歩けなくならないよと私が言う。歩かされるのはしんどい、もう身体がもたないと思う、と母。歩くのが嫌なのかなんなのかさっぱりわからない。何もかも嫌なのだろう。
母の機嫌が悪くなってきたので、私はお買い物に出かけた。ヨーグルト、ハム、菜の花、緑茶パック。
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