2018年8月13日
両親の住所を変更しなければならない。両親が自分で区役所に出向けばいいんだけど、あのよたよたを連れて歩くのかと思うだけで気が滅入る。委任状を書いてもらって私が区役所へ行くのがいいのだけど、まず委任状を書くことからして大変である。父の字は震えてめちゃくちゃで判読不能である。そんな委任状になんの効力があるのかよくわからない。でも委任状がなければ受け付けないと言うから読めない委任状を父に書いてもらう。
これを持って近所にある伏見区役所の出張所に行った。そしたらなんと、保険証の住所変更は出張所ではできない、区役所まで行ってくれと言う。伏見の区役所ってどこよ?まったく。ぶつぶつ言いながらカーナビを頼りに区役所まで行く。伏見区役所は結構大きな区役所である。父の委任状を持って窓口を回り、変更手続きを完了。
再度ホームに戻り、母の愚痴を聞く。今日の一番の不満は洗濯、である。このホームでは洗濯屋さんが入っていて、週に二回、洗濯物を回収してくれる。母は他の入所者の洗濯物と一緒くたに自分の洗濯物が洗濯されることが我慢できない、と言う。はい?それが普通の洗濯屋さんというものでしょう?ちがうのかな?他人の洗濯物と一緒にされるのは気持ち悪いとまで言う。仕方がない、洗濯屋さんに出したくない物は私が持って帰って私の洗濯機で洗濯しましょう、と言ってなんとかなだめる。
弟によると、母は昔、ドライクリーニングに不信感を持っていたらしい。洗濯屋さんが信用できない、というのは歴史があるのだ。でも、洗濯屋さんって高温乾燥するからダニも雑菌も死滅するだろうし部屋干ししてるよりずっと清潔だと思うけど、と母に言ってみる。母はそんなことは信用できないらしい。信用できないことが母の賢さの証のように言われると、私は抵抗する気が失せる。馬鹿馬鹿しいと思っていても。
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