リハビリ病院でミーティング1

両親

2018年5月10日

今日はリハビリ病院でスタッフとのミーティングがあった。このミーティングは一か月に一度開催され、リハビリの進捗報告、看護や介護に関する報告が受けられる。

当方の参加者は私と父。スタッフ側は看護師、理学療法士、作業療法士、言語療法士、医師。報告内容はほぼ予想どおりで、経過は順調ではあってもまだまだ問題が多かった。

理学療法、作業療法、言語療法共にリハビリは順調に推移している。
 調子の良い日には4本足の杖を頼りに10メートル程度の歩行ができるようになった。
 ゆっくり時間をかければ靴下の脱ぎ履きが自分でできる。
 ベッドでズボンを履くことができる。
 記憶、判断力は順調に回復している。

 ただし、声がけが無ければ自ら進んで行動できない。行動しない。
 同時進行で二つ以上のことを処理できない。シングルタスク状態。
 トイレでのパンツの脱着は難しい。できない。
 体力が回復していない。すぐに疲れる。長時間座れない。
 おしっこのタイミングが合わない。トイレでおしっこできない。

父のおしっこに関してはは看護師さんの最大問題になっていた。なんとかタイミングをあわせてトイレ誘導し、トイレで排泄できることを目指しているが、うまくいかないということだった。夜中のシーツ交換も頻発しているようで大変に申し訳ない。

リハビリ開始から一か月以上が経過し、そろそろ快復のカーブが緩やかになってくる頃だから、今後は忍耐と我慢の日々になるでしょう、とのことだった。

父は言語療法士さんの発言が気に入らない。シングルタスクで認知に問題ありと言われた思ったようで(実際、そうなのだが)、”くそ生意気なことを言いやがって”とお怒りである。できなくなったことをはっきり指摘されるのは、プライドが許さないようだった。でも本当にできなくなっている。認めたくないだけなのか、できなくなったこと自体を認知できていないのか、どちらなのだろう。

プライドもあるだろうけど、メタ認知できていないような気がする。うむむ

次回は6月7日。今回同様の報告ミーティングを開催する予定。

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