2017年2月19日
空き家になった築50年の家を売りに出さなければならない。父は転居を決めた頃、いつかこの家に戻ってくるのだと言っていたが、そんなことは到底現実的でないことに気が付いたようで、今では売却に積極的になっている。
またしても一切を任されてしまった私としては、まずは不動産屋さんをみつけなければならない。ネットで売却宣言すると不動産屋さんが名乗りをあげてくれる、というお手軽なサイトをみつけて、早速売却の情報を入力してみた。ぱたぱたぱた。
登録されていた不動産屋さんは10社ほどあったのだが、連絡をくれたのはたったの1社であった。より高く売ってくれる不動産屋さんをみつけましょう、とかいうキャッチコピーのついたサイトだったのに、これじゃ、高いも安いもないじゃないか。最初からそういうシステムなんじゃないか?でもまあ、いい。他をあたるのも面倒くさくて連絡をくれた三井系不動産の営業マンに任せることに決めた。
不動産屋さんに連絡を入れて、不動産の売買契約を結ぶ。まずは、売却価格の決定から交渉がスタートする。
20年ほど前に私は自宅を売却したことがあり、不動産の値段のいい加減さと悲しさはたっぷり経験済である。土地評価額に面積をかけた値が最初の売却価格となる。でもこの売却価格でなんて絶対に売れない。大都会の一等地ならいざ知らず、郊外の家なんてたたき売らなきゃ買い手はつかないのだ。
だから、最初に営業マンのお兄さんが提示した売却価格にはちょっと心躍ったけど、内心、こりゃ無理だろうな、と思っていた。
ちなみに設定された売却額は1350万円。さてさてどうなるかな?
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