2016年11月23日
エイブルの担当さんから今のところ他の物件は紹介できない、と連絡が入った。では、次はエリッツである。不動産会社は他にもあるのだよ。
エリッツの動きも早くて、すぐに物件を紹介してくれた。が、洗濯機置き場が屋外とか、築40年の古くて狭い家とか、がっかりする物件ばかりだった。
なぜ?京都市内には賃貸マンションがあんなにたくさんあるっていうのに!ネットにたくさん物件が出てるのに!
その理由は、一つ。
高齢者だから。
80歳を過ぎた夫婦にマンションを貸した場合に発生するかもしれないあらゆる不幸を想定してオーナーがしり込みしちゃうのである。
室内で夫婦が死亡して発見が遅れてしまったら?
認知症になってマンション内を徘徊し、近所迷惑になったら?
ゴミ屋敷になったら?
年金暮らしで賃料が払えない状態になったら?
借り手が若くても上記の様な問題はいくらでも発生する可能性がある、と思う。でも、現実問題として、貸してくれるオーナーがほとんどいない。
なんてことでしょう。こんなことも知らなかったなんて。
京都市内に高齢者が転居できるマンションはほぼ無い。
あったとしても私の両親には貸してくれない。
でもめげずに、大手の不動産屋ではなく、地域に昔からあるH不動産にお願いすることにした。今度は電話じゃなくて突撃訪問する。
善は急げで訪問したH不動産の若社長にすがるような気持ちでお願いしたけど、いい返事はもらえそうになかった。そういうものなのだ。がっかり。疲労。
西陣のマンションを袖にしたことを後悔している私がいる。なんかどっかで聞いた経験談みたい。昔の彼を思い出して、こんなことならあの人と別れなきゃよかった、みたいな。
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